Nov 25, 2013

オーストラリア発・第一次大戦トレンチ映画「Forbidden Ground」(2013/12/13更新)


 皆さま、こんにちはさかきです。オーストラリア発・第一次大戦トレンチ映画「Forbidden Ground」を観ました。10月中旬、偶然予告を見つけた時に「2013年映画だが劇場公開は無いのだろうか?」とtwitterで呟いたら、監督・脚本・主演を務められたヨハン・アールさんご自身から、
日本ではDVDとBluRayが出ているだけ
 とのお返事がありました。残念ながら日本語字幕版が出ていなかったので早速イギリスのアマゾンからDVDを購入して、今日やっと見ることができました。英版ですが、設定で英語字幕が付けられるので何とか鑑賞できました。

ヨハン・アールさん(劇中より)

  映画はオーストラリア発ですが、ヨハンさんご自身はスウェーデンのストックホルムご出身だそうです。ヨハンさん、亡きアンディ・ホイットフィールドさん主演の「シャドウ・ワールド (原題:Gabriel」に出演されているようなのですが、役名がクレイなんですよね...まさか屍役?!人名ですよね?微妙な感想を見かけるので観るのをためらっております(汗)


 1916年フランス。ドイツの防御線に対峙する英軍のアーサー・ウィルキンズ上級曹長(ヨハン・アールさん)は突撃後に大荒れの無人地帯(No Man's Land)に取り残されてしまいます。他の2人の生存者である年若いオリーリ二等兵リチャード·ジェニングス伍長(マーティン・コッピングさん)らと再会、生還するためにチャンスを待ちます。


 静寂に包まれた戦場。ワイヤーを切断する音に銃を構える敵のドイツ兵。敵ではないかとアーサー等に銃を向けようとする英軍。大規模な砲撃は21:00に開始される。それまでに彼らが陣地へたどり着けるかどうか、最後までハラハラする展開。何より、戦没者墓地のタイトルバックが先人に対する敬意を感じさせてくれます。


 一方、長い間夫アーサーの帰りを待つロンドンの妻グレースにはある秘密があった……

 ネタバレにならないくらいに務めますが、タイトルのForbidden Groundには「立入禁止場所」「触れてはならない話題(不敬)」という2つの意味合いがあるのです。最後まで観終えた方は、相応しいタイトルだと感じるのではないかと思います。

「何だ、日本語字幕版無いなら諦めよう」
 と思っている方へ朗報です。ヨハンさんから「日本語字幕版のリリースは来年1月末になるかも」との情報を頂きました。邦題がどんなことになるのか考えただけでもホラーですが......大げさなタイトルがつかないことを願うばかりです(笑)

(画面を押すとアマゾンさんへ飛びます)

2013/12/13
 日本語字幕版のリリースが決まりました!「バトル・グラウンド-史上最大の激戦」だそうです。
史上最大の激戦て何なのだ??このあらすじはいったい・・・・・・
 正直、発売元のキャプションではタイトルのみの意味合いしかないではないか。映画の伝えたい箇所が若干違うと思うんだけど(大汗)
 中身がカットされていたらどうしようという不安が過ぎる。バトル・グラウンド(Battle Ground)は米版タイトルだが、せっかくのForbidden Groundという深い意味合いを持つ原題から外れるような気がするのだが。
 邦題も「ドンパチ満載だぜ!」的なノリだし…作品を観ていただければわかると思うけど、結局のところそこじゃないんだよ~。

 色々不安は募りますが、映画の応援ということでDVD予約しました。それでは、最後に予告編をどうぞ!!

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